2)タイプAとタイプBでは、表示している情報内容と表示面の位置設定に大きな違いがみられる。タイプAの情報内容は「各鉄道改札口の方向指示」「駅出入口の方向指示」「特定鉄道きっぷうりばの方向指示」で、この方式では、別な箇所に表示した同種のサインで、「特定鉄道の営業施設の方向指示」「アクセス交通施設の方向指示」を行っている。 タイプBの情報内容は、「各鉄道改札口の方向指示」と「複合商業施設の方向指示」である。 同様な方法の別な箇所に、「特定の駅出入口の方向指示」がある。 3)調査駅の主要な駅出入口は、第1章の利用者動線の検討でみたとおり、「西口」「東口」「S口」の3ヶ所があるが、タイプAの方式では「S口」を、タイプBの方式では「西口」「東口」をそれぞれ表示していない(タイプBでは西口とS口を一体として捉えている)。 4)タイプAの「各鉄道改札口の方向指示」表現では、特定鉄道の改札口を強調し、視認性能上、他鉄道表示と明らかな差を設けている。
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